2020年07月12日

日本軍の機関短銃の使用部隊まとめ

日本軍コスして機関短銃を持ちたいけど、どの部隊が装備していたのかいまいち分からない…


という人のために、装備部隊をまとめてみました!

日本軍の機関短銃の使用部隊まとめ



※情報が入り次第更新していきます。



・義烈空挺隊(沖縄)
100機関短銃を総員136名中、37挺装備



・支那駐屯歩兵第二連隊(華北-満州-華中-華南)
試製機関短銃(試製三型か?)を装備。
https://www.digital.archives.go.jp/DAS/meta/listPhoto?BID=F0000000000000218492&ID=&LANG=default&GID=&NO=&TYPE=JPEG&DL_TYPE=pdf&CN=1 を参照。



・北支方面軍(北支那)
昭和十三年八月より近接戦斗委員が機関短銃を携行していた。上記と関係あるか。



・横須賀鎮守府第三特別陸戦隊(チューク島)
ス式自動拳銃(mp34)40丁の配備を要望。
米軍の報告書からも確認できる。



・上海海軍特別陸戦隊(上海)
ベルグマン式自動拳銃を装備。二度の上海事変で使用。



・海南警備府(海南島)
隷下部隊は、第15警備隊、第16警備隊、佐世保第8特別陸戦隊、横須賀第4特別陸戦隊、舞鶴第1特別陸戦隊で、ベ式、ス式を装備。
https://www.jacar.archives.go.jp/aj/meta/image_C14121134700?IS_KIND=detail&IS_STYLE=default&IS_TAG_S1=InD&IS_KEY_S1=%E8%87%AA%E5%8B%95%E6%8B%B3%E9%8A%83%20%E6%B5%B7%E5%8D%97& を参照。



・日本陸軍憲兵隊(インドネシア)
オランダ植民地軍に配備されていたMP18が多数接収、準制式兵器として使用。戦後に目黒区の民家で発見されるという事件があった。
独立戦争時のインドネシア軍が日本軍から奪取した兵器、及び装備類の数値によるとインドネシアの日本軍には1,400挺ほどの自動小銃があったらしい(おそらく100式も含め)。



・147師団(護北兵団)歩兵第427連隊(最終位置 千葉)
百式機関短銃36丁を装備



・所属不明のオートバイ伝令兵(フィリピン)
百式機関短銃を持っていたが、予備弾倉が一つだったらしい。なお2chから。



・師団及び連隊不明(ビルマ)
昭和19年にビルマのペグーで百式機関短銃を使用。



・陸軍落下傘部隊
英軍から鹵獲されたトミーガン600丁が支給。
第一挺身団の装備表に自動小銃があることが分かる。
https://www.jacar.archives.go.jp/aj/meta/image_C14060486600?IS_KIND=detail&IS_STYLE=default&IS_TAG_S1=InD&IS_KEY_S1=%E8%87%AA%E5%8B%95%E5%B0%8F%E9%8A%83&



・高千穂部隊(レイテ)
第二挺身団で、100機関短銃を装備。大岡昇平の「レイテ戦記」にも記されている。



・ 第3特別根拠地隊(タラワ)
分隊長がベ式を持っていたと記述が…。



・所属不明の下士官(南方)
下士官が芋を食べてベ式で自殺。



・呉鎮守府第101特別陸戦隊(ラバウル)
百式機関短銃が配備されていた。



・所属不明(シンガポール)
シンガポールの日本軍司令部の建物にあった二型機関短銃がイギリス軍に鹵獲された。



・高砂義勇隊(フィリピン)
マニラにおいて百式機関短銃がわずかに配備。



・第15野戦航空補給廠(長辛店)
地上兵器としてトンプソン自動短銃を保有。



・ 第百十師団(最終位置 洛陽)
おそらく鹵獲品の自動短銃やブローニング軽機関銃を所有。
終戦時の移譲兵器集計表↓
https://www.jacar.archives.go.jp/aj/meta/image_C15011069500?IS_KIND=detail&IS_STYLE=default&IS_TAG_S1=InD&IS_KEY_S1=%E8%87%AA%E5%8B%95%E7%9F%AD%E9%8A%83&
・歩兵110連隊在庫↓
https://www.jacar.archives.go.jp/aj/meta/image_C15011111900?IS_KIND=detail&IS_STYLE=default&IS_TAG_S1=InfoId&IS_KEY_S1=M2015013017364491022&
・師団在庫、南倉庫分でベルグマンやトンプソン自動小銃等の文字が見える↓
https://www.jacar.archives.go.jp/aj/meta/image_C15011111600?IS_KIND=detail&IS_STYLE=default&IS_TAG_S1=InfoId&IS_KEY_S1=M2015013017364491019&



・北支第一五六六七部隊(北支那)
自動小銃を60挺保有。



・歩兵第33連隊(フィリピン)
大隊作業隊に押収自動小銃を配備。



・第三野戦飛行場設定隊(ミンダナオ)
第八と第十二特設野戦飛行場設定隊に押収自動小銃を配備。



・嘉林飛行場(満州)
自動小銃を保管。



・在湖口海軍部隊(江西省湖口)
ベ式自動拳銃を保管。



・第二十三軍直轄部隊(広東)
自動短銃を配備。



・独立歩兵第八旅団(広東)
自動短銃を配備。



・第一軍(最終位置 山西省太原)
自動短銃を配備。
https://www.jacar.archives.go.jp/aj/meta/image_C13070318500?IS_KIND=detail&IS_STYLE=default&IS_TAG_S1=InD&IS_KEY_S1=%E8%87%AA%E5%8B%95%E7%9F%AD%E9%8A%83& を参照。
https://www.jacar.archives.go.jp/aj/meta/listPhoto?LANG=default&BID=F2013071117345379964&ID=M2013071117345379969&REFCODE=C13070326900と、
https://www.jacar.archives.go.jp/aj/meta/listPhoto?LANG=default&BID=F2013071117345379964&ID=M2013071117345479971&REFCODE=C13070327100も。
また、第1軍司令部の発翰綴には原平鎮での武装解除について自動小銃の字が見える。


・海上挺進第三戦隊(沖縄)
100式機関短銃を装備。



・第六三兵站警備隊(フィリピン)
押収自動小銃を保管。



・「イバ」警備隊 (フィリピン)
自動小銃を配備。



・第18方面軍 (タイ方面)
押収した自動小銃及び機関短銃を装備。
https://www.jacar.archives.go.jp/aj/meta/image_C15010357900?IS_KIND=detail&IS_STYLE=default&IS_TAG_S1=InD&IS_KEY_S1=%E6%8A%BC%E5%8F%8E%20%E8%87%AA%E5%8B%95%E5%B0%8F%E9%8A%83& を参照。



・野戦高射砲第五十五大隊 (支那)
自動小銃を装備。



・福生飛行場立翌部隊(現横田飛行場)
試製自動短銃を配備。



・第119師団(満州)
終戦時の日ソ戦において鷲尾小隊がソ軍歩兵約五〇名を迫撃砲で全滅させ、自動小銃を鹵獲し各人小銃を捨てこれを装備した。



・マンカヤン警備隊(フィリピン)
匪賊討伐時に自動小銃を使用。



・歩兵第二十八連隊(満州)
昭和10年の謝字杖子附近の匪賊討伐時に自動短銃を装備。



・第一次支撑師団(内地)
機関短銃を装備。



・第二次機動師団(内地)
機関短銃を装備。
第一次支撑師団の分も含めて
https://www.jacar.archives.go.jp/aj/meta/image_C14061055000?IS_KIND=detail&IS_STYLE=default&IS_TAG_S1=InD&IS_KEY_S1=%E6%A9%9F%E9%96%A2%E7%9F%AD%E9%8A%83& を参照。



・関東軍(満州)
満州事変時に鹵獲されたベルクマンやトンプソンなどの自動短銃のうち使用可能のものが第一線部隊に交付された。



・北支那方面軍(北支)
1939年の北支方面軍兵器部の増加装備調査によると、第5師団、第26師団、第36師団、第108師団、第109師団、第114師団が押収自動小(短)銃を増加装備している。特に第109師団は110挺も増えている。



・第14方面軍(フィリピン)
方面軍全体で使用可能な押収兵器は、ガーランドが1270挺、BARが550挺、トンプソンが80挺であった。



・第十三師団(華中-華南)
鹵獲自動小銃を都安作戦などで使用。



・22航空情報連隊(北平)
トンプソン自動短銃を保有。



・野戦高射砲第55大隊(南石頭)
自動小銃を保有。


・「ムンダ」「コロンバンガラ」陸軍部隊(フィリピン)
自動小銃を保有。


・鎮海海軍軍需部(朝鮮)
自動小銃が配備。鎮海警備府の引渡目録には、六式自動小銃もしくはス式自動小銃とある。






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Posted by eisenmann  at 19:41 │Comments(0)日本軍

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